保育内容

遊びの中で学ぶ

遊びの中で学ぶ

「たくさん遊んで、たくさん食べて、
たくさん寝て、そして、たくさん愛される」

これこそ、子ども達がすくすく育つ基本。
たくさん食べて、たくさん寝るには、遊びの充実が不可欠です。
子ども一人一人の「知りたい」「やってみたい」を引き出す環境を作り、思う存分にやらせてあげる。
これを、愛情を持ってサポートすることが
乳幼児施設の最大の役割と考えます。

2つの前提の崩壊 care-issues

どんぐりこども園では、
当たり前で無くなってしまった
この2つを最優先課題として
保育、教育を考えます。

  • 近年、不可解な殺人や事件が多発しています。原因を突き詰めていくと乳幼児期の関わり方が大きく影響していることがわかってきています。
    「愛着形成」すなわち「愛されているという実感」が不充分なのです。これは本来、家庭の中で養われるものでしたが、様々な原因でそれが困難な時代になっています。
    「愛着形成」は人生の土台です。土台が出来ていないのに「しつけ」をしたり「集団行動」を教えても本当の意味で出来るようにはならないのです。

  • もう一つの前提は 「自然遊び」です。「あらゆる生物は、自然の中で成長するようにプログラミングされている」ということをご存じでしょうか。 昔は子どもが自然の中で遊ぶなんで当たり前のことでしたが、今はどうでしょう、近所に自然を探すのも大変、あっても遊びに行かないという方が多いのではないでしょうか。 「早期教育」がダメとはいいません、ただ、自然遊びをたっぷりして、心身や脳の機能の基礎を作る事が先であり重要なのです。

保育方針 care-policy

保育方針

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保育方針

当園は、幼児期における教育・保育を、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであると位置付け、子どもが現在を最も良く生き、
望ましい未来を作り出す力の基礎を養うため、「遊びの中で学ぶ」を基本に、子どもの現在のありのままを受け止め、その心の安定を図りながら
きめ細かく対応していくとともに、一人一人の子どもの可能性や育つ力を認め、尊重する。

園の目標 nursery-goals

子ども達の未来で、
幸せに人生を歩める力と心を共に育む

  • 子ども達について

    子どものあるがままを受け止め、認めることを基本とし、遊びの中で「知的好奇心」と「共感力」を育む努力をします。

  • 保護者について

    共に育てることを大切にし、卒園後も気軽に相談できる関係を目指します。

  • 地域、社会について

    地域のと関わりを積極的に持つ努力をし、気軽に相談でき、遊びに来られる場所を目指します。

カリキュラム curriculum

「遊びの中で学ぶ」が当園の保育方針です。
遊びの基本は自発的であること、子どもたちからあふれる
「知りたい」「やってみたい」の気持ち(知的好奇心)がとても重要です。
知的好奇心を大きく育むスタートには、「愛着形成」と「自然遊び」が必須と考えます。

自然遊び

園の近所にある緑地でよくちょっとした崖のぼりをします。
園庭にある遊具と違い崖は行くたびに表情が違います。雨の後は濡れて滑りやすかったり秋が終わる頃になると枯葉で覆われて足場が見えなくなります。落ちている葉っぱや枝も全く同じ形や色のものはありません。そんな中、子どもたちは崖に上ったり新たな遊びを見つけて遊びます。また、何故か自然の中にいると友だちと協力して何かを成し遂げようとする姿がよく見られます。子どもたちは、この自然遊びの中で五感や運動能力、情緒、社会性、そして自然への愛着を育み、小さな成功体験を重ねてゆくのです。この時期に自然の中で自由に遊ぶ経験を持つことで、子どもの将来の成長と学びに豊かな土台が築かれます。

わらべうた

0歳児から「わらべうた」で遊んでもらった子は大人への信頼で愛着関係が育ち、自分とこの世界への安心感を手に入れます。
わらべうたには様々な種類があり大人と1対1で遊ぶ「遊ばせ歌」や「子守歌」から始まり保育士と子どもたち複数で遊ぶ「手遊び歌」 お友達と対で遊ぶ「お手合わせ歌」(せっせせーの)外遊びの中で「縄跳び歌」や「てまり歌」、「数え歌」や「絵描き歌」なども入れると本当にたくさんあります。わらべうたは「愛着形成」だけでなく、それと共に言葉や音楽、運動能力の発達、そして社会性の育成など、子どもたちの心身にとって非常に価値のある体験なのです。当園も、異年齢児活動が基本ですが習字やリトミックなどを学年ごとに行ったり、特に年長児はダイナミックな遊びができるよう、お昼寝の時間などを利用して年齢別活動を積極的に取り入れています。